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実家のゴミ屋敷を片付ける方法とは?親を説得するコツや業者の選び方も解説
2024-09-10
「ゴミ屋敷化した実家をなんとかしたい」「ゴミ屋敷状態の実家に高齢の親が住んでいて心配・・・」など、実家がゴミ屋敷になってしまいお悩みの方も多いのではないでしょうか。実家がゴミ屋敷になってしまう理由としては、親の抱える孤独感や体力低下、認知症の発症、もったいないから捨てられない性格などが考えられます。これらが原因である場合、親の力だけで実家のゴミ屋敷状態を抜け出すのは困難なため、早めに業者に依頼するなどして、状況を改善する必要があります。
今回の記事では、実家のゴミ屋敷を片付ける方法や、親を説得するコツ、業者の選び方などについて詳しく解説します。実家がゴミ屋敷になっていて対処法にお困りの方は、ぜひ参考になさってください。
実家のゴミ屋敷を片付ける方法
ここでは、実家のゴミ屋敷を片付ける方法について、順を追って確認していきましょう。
まずは親を説得する
実家のゴミ屋敷を片付けるためには、まず親を説得することから始める必要があります。親を説得せず無断で片付けを敢行すると、後々トラブルに発展し、親子関係にヒビが入りかねません。
そのため、実家のゴミ屋敷を片付ける際は、必ず住んでいる親の了承を得たうえで始めることが大切です。親を説得する際のコツについては、後ほど改めて解説します。
片付けに必要な道具を揃える
親の説得ができたら、実家のゴミ屋敷を片付けるために必要な道具を揃えましょう。具体的には、以下の道具が最低限必要になります。
- ゴミ袋
- マスク
- 軍手
- 掃除道具(雑巾、ホウキ等)
これらに加え、実家のゴミ屋敷を片付ける際は、汚れや埃が付着することが想定されるため、汚れても良い洋服や着替えを用意しておくこともおすすめです。また、ゴミ袋は自治体によって指定袋があるため、現住所と実家とで自治体が異なる場合は、事前に詳細を確認しておきましょう。
玄関に近いスペースから片付ける
実家のゴミ屋敷を片付ける場合、玄関に近いスペースから作業を始めるのがおすすめです。玄関は、ゴミを搬出する経路になるため、ここがゴミで塞がれていると、作業がスムーズに進みません。そのため、まずは玄関まわりのスペースを確保し、そこから動線を広げていくイメージでゴミを処分していくと良いでしょう。
床に直置きしてあるものを優先的に片付ける
実家のゴミ屋敷を片付ける際、床に直置きしてあるものを優先的に片付けましょう。床にものが散乱していると、作業時に足場が確保できず、スムーズに片付けができません。床に直置きしてあるものは、それほど大切でない不用品であることが多いため、それらを優先的に処分して動線を確保することが重要です。
判断に迷うものは「保留」に仕分ける
実家のゴミ屋敷を片付けるうえで、要不要の判断に迷うものは「保留」に仕分けましょう。要るか要らないかの二択で仕分けようとすると、その場で判断できない場合、その都度作業がストップしてしまいます。しかし、迷ったものを一旦「保留」と書いた箱などに収めておけば、作業の手を止めずに片付けを進められます。
保留に仕分けたものは、片付けがひと段落した後で要不要を判断します。その際、実家の親にも確認してもらうと、後々トラブルになるリスクを避けられるでしょう。
最後に実家全体を掃除する
実家のゴミ屋敷にあるゴミを搬出したら、最後に実家全体を掃除しましょう。ゴミがなくなった段階で満足する方も多いですが、長年ゴミ屋敷だった場合、床や壁には多くの汚れが付着しています。
汚れをそのままにしておくと、またすぐに不潔な状態になり、ゴミ屋敷が復活してしまう可能性があります。そのため、ゴミがなくなった後は、掃除機などで細かいゴミや埃を除去したうえで、雑巾がけなどをして、可能な限り綺麗な状態にすることを心がけましょう。
ゴミ屋敷になった実家で暮らす親を説得するコツ
ゴミ屋敷になった実家を掃除するためには、先述の通り、まずは親を説得することが不可欠です。ここでは、ゴミ屋敷になった実家で暮らす親を説得する3つのコツについて、詳しく確認していきましょう。
コツ①:頭ごなしに否定しない
ゴミ屋敷になった実家で暮らす親を説得する際、頭ごなしに否定するのは絶対にやめましょう。「どうして捨てられないの?」「こんな家に住んでいて恥ずかしくないの?」など、責める言葉を使うと、かえって意固地になって逆効果になります。
実家がゴミ屋敷になってしまった背景には、親なりの事情があるはずです。まずはじっくり話し合い、親の気持ちに寄り添ったうえで、片付けの提案をしていくようにしましょう。
コツ②:ゴミ屋敷のリスクを伝える
ゴミ屋敷になった実家で暮らす親には、ゴミ屋敷のリスクを伝えることも効果的です。ゴミ屋敷で暮らしていると、不潔な環境であることから、病気や感染症になるリスクが高まります。また、堆積したゴミに躓いて怪我をしたり、災害時に逃げ遅れたりするリスクも高くなります。
ゴミ屋敷に暮らす方の中には、これらのリスクに無自覚である方が少なくありません。そのため、リスクを客観的に伝えることで、実家を片付ける気にさせられる可能性が高まります。
コツ③:パーソナルスペース以外の片付けから提案する
ゴミ屋敷になった実家で暮らす親を説得する際は、パーソナルスペース以外の片付けから提案するのもコツの1つです。パーソナルスペースとは、親の自室やリビングなど、親が日々多くの時間を過ごす空間を意味します。これらの場所は、思い入れが強く、片付けを拒まれることが多いです。
一方、庭や物置など、パーソナルスペースから遠い場所であれば、片付けを了承してもらえる可能性が高まります。そのため、まずはパーソナルスペースから遠い場所の片付け許可を取り、徐々に範囲を狭めていくのが得策です。
パーソナルスペース以外の場所が綺麗で快適になれば、親の態度が軟化し、パーソナルスペースの片付けにも了承してもらいやすくなります。
ゴミ屋敷の実家を片付けてもらう業者選びのポイント
ゴミ屋敷の実家を片付ける際は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。素人の手では時間がかかる片付け作業も、プロの手にかかればスムーズに完了してもらえます。
たいていのゴミ屋敷は、即日から数日程度で綺麗にしてもらえるでしょう。ここでは、ゴミ屋敷の実家を片付けてもらう業者選びのポイントを、4つ厳選してご紹介します。
ポイント①:無料で訪問見積もりをしてくれる
ゴミ屋敷片付け業者を選ぶ際は、無料で訪問見積もりをしてくれるかを確認しましょう。ひとくくりにゴミ屋敷といっても、現場によって間取りや物量が違うため、事前の訪問見積もりは必須です。
そのため、優良業者であれば、訪問見積もりを無料で実施してくれます。もし訪問見積もりができない、または追加費用がかかると言われた場合、その業者への依頼は控えた方が良いでしょう。
ポイント②:スタッフの対応が丁寧
ゴミ屋敷片付け業者を選ぶ際は、スタッフの対応が丁寧かどうかもチェックポイントです。スタッフの対応は、業者全体の対応品質を反映します。
そのため、スタッフの対応や言葉遣いで気になる点があると、ゴミ屋敷の片付けでも雑な作業をされる可能性が高まります。そのため、電話での問い合わせや訪問見積もりの際、スタッフの対応をしっかり見て判断するようにしましょう。
ポイント③:十分な作業実績がある
実家のゴミ屋敷を片付けてもらう場合、業者に十分な作業実績があるかも確認しましょう。作業実績が十分にあれば、それだけ多くの依頼主に選ばれたことになり、高い作業品質が期待できます。業者の作業実績は、たいてい公式ホームページに載っているので、実家のケースと似た実績例がないか、依頼前にチェックしておくと良いでしょう。
ポイント④:3社以上から相見積もりを取る
実家のゴミ屋敷片付けを依頼する場合、3社以上から相見積もりを取ることが重要です。ひとくくりにゴミ屋敷片付け業者といっても、その料金やサービス詳細は業者によって異なります。
そのため、1社のみを見て決めてしまうと、それが相場通りの料金なのか、適正なサービスを受けられるのかが判断できません。そのため、最低でも3社以上から見積もりを取り、料金やサービスの内容を比較したうえで、最も条件が合うところに依頼するようにしましょう。
まとめ
今回は、実家のゴミ屋敷を片付ける方法や、親を説得するコツ、業者の選び方などについて、詳しく確認してきました。実家のゴミ屋敷を片付ける際は、そこで暮らしている親の了承を得ることが不可欠です。頭ごなしに否定し、強硬手段に出たりすると、後々親子関係にヒビが入りかねないため、しっかり話し合って説得するようにしましょう。
また、実家のゴミ屋敷を自分たちの力で片付けるのが難しい場合は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。今回ご紹介したことを参考にして、適切な手段で早めにゴミ屋敷状態を抜け出しましょう。
ハウスサポート関西では、関西エリアを対象に、ゴミ屋敷の片付けを承っています。経験豊富なスタッフが、あらゆるお困りごとに対応します。そのため、どのような状態のお部屋であっても、必ずきれいな状態に仕上げます。
作業内容に対して価格が決まった明朗会計のため、お見積り金額に追加費用が発生することもありません。ご予算に応じた作業や、不用品の買取金額との相殺など、ニーズに応じて柔軟な対応が可能です。近畿7府県で実家のゴミ屋敷にお困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。